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★入院費用
入院時は意外とやることがあります。
病気で身体が思うようにならないなかでも、入院手続きと健康保険組合への限度額認定証取り寄せは必須です。

それ以外にも、入院に必要なものを揃えなければならないので結構大変です。
◆預かり金
入院手続きには健康保険証・印鑑(署名可の場合あり)・預り金(5万~10万)が必要です。
病院によって預かり金額は変わります。

私が通っている病院は入院預かり金が10万円です。
◆健康保険限度額適用認定証
70歳未満の人が受診するとき、医療機関の窓口負担が高額療養費の自己負担限度までとなる手続きです。
(70歳以上は高齢受給者証で申請なしで適用されます。※但し非課税者は「健康保険限度適用・食事療養減額申請書」の提出が必要となります。)
申請すると、限度額認定証が発行されるので窓口に健康保険証と一緒に提示します。

この限度額認定証があると、窓口精算で立て替えが不要になります。
私の場合は入院時に準備できなかったので入院中に申請し病棟事務の方に提出しました。
申請先は会社員の方は所属している健保組合に、国民健康保険の方は管轄の市役所に申請します。
(平成27年1月現在)
●限度額表
【70歳未満 医療費の自己負担限度額(月額)】
敵意用区分 | 自己負担限度額 | 多数該当 |
1・標準報酬月額83万以上 | 252,600円+(総医療費ー842,000円)×1% | 140,100円 |
2・標準報酬月額53万~79万以上 | 167,400円+(総医療費ー558,000円)×1% | 93,000円 |
3・標準報酬月額28万~50万 | 80,100円+(総医療費ー267,000円)×1% | 44,400円 |
4・標準報酬月額26万以下 | 57,600円 | 44,400円 |
5・低所得者 | 35,400円 | 24,600円 |
※自己負担限度額には食事代や差額ベット代などは含まれません。
※総医療費は、保険適用される一か月の診療報酬の総額(10割)のこと。
※同一世帯で一年間(直近12か月)に3回以上高額療養費の支給を受けている場合は、4回目からは自己負担限度額が多数該当にかわります。
★実体験
私は2016/11/1~11/4まで市立病院に、11/4~12/28まで大学病院に入院しました。

市立病院では、
パジャマは不要でパジャマ・タオルセットのレンタルを勧められ、テレビカードは一枚1,000円。
パジャマはレンタル、食事の時の箸やスプーン、コップなどは用意する必要がなかったため家から持ってきたものはボックスティッシュと下着とスリッパ・歯ブラシくらいでした。

大学病院は、
パジャマ、食事の時に使う箸、コップも自前。
テレビ・冷蔵庫カードは一枚1,000円。
大学病院は、パジャマ・スプーン・フォーク・コップ・ティッシュ・バスタオル・フェイスタオル・ひざ掛け・羽織物・スリッパ・お風呂セット・歯ブラシが必要。(/・ω・)/
入院が長かったので、パジャマ以外に羽織るものやひざ掛けがあると便利でした。

ステンレスポットを持参し給湯室で熱いお湯を入れてベット脇においておけば飲みたいときにすぐお茶やコーヒーをいれることができるのでこれも便利でしたね。
◆入院費支払い
市立病院に
57,220円支払い
大学病院に
11月分 86040円
(診療費 57,600円 食事代 28,440円)
12月分101,160円
(診療費¥57,600 食事代¥29,520 文書代¥14,040)

診断料作成に一通5,400円かかります。
限度額適用認定証を申請して提出していたので上記の金額で済みました。
もし、申請していなければ、11月の診療費は33万くらい、12月の診療費は26万位の請求がきていたと思われます。。。。

入院するときは申請忘れずに
★生命保険の必要性
保険には、一度入って安心してそのまま。。。。
一つ目の保険は安いからと加入。。。
二つ目の保険は二年前に見直し、三大疾病、入院、手術、死亡保障その他特約を完璧にしました。
主人の母が胃がんで闘病治療して亡くなった後に、義母が加入していた保険会社の担当の方に見直しをしてもらって加入しました。
当時は、保険料って高いな~、使わないのに毎月払ってばかりって思ってました。

しかし、とうとうその保険を使う日がやってきました。

ずっと払ってきただけの保険料、こういう時のために入ったんだと実感した瞬間でした。
◆実体験
生命保険は二つ入っています。
一つ目は、アクサダイレクトの医療保険で、病気ケガで入院1日5,000円、手術が出るタイプ。
二つ目は、民間の第一生命保険(2年前に見直し済)で、死亡保障にケガ、病気で入院一日10,000円、女性の病気で入院一日20,000円、手術などが出るタイプ。

それぞれ同じように請求してみました。
●アクサダイレクト医療保険
アクサダイレクト医療保険は、
入院給付金 5,000円×58日
合計 290,000円

アクサダイレクト医療保険では、88種類の手術以外は対象外とのことでリンパ生検手術は対象外でした。
●第一生命保険
二つ目の民間の生命保険は、
・入院給付金 10,000円×58日 580,000円
・入院一時金 50,000円
・手術給付金 200,000円
合計 830,000円

こちらの手術給付金は 公的医療に連動しているので健康保険で対応の治療・手術はほとんど該当。
★まとめ
アクサダイレクト医療保険の保険料は毎月1,300円程度
第一生命保険の保険料は毎月15,000円くらい。。。。
安い掛け金の医療保険とフルカバーの民間の生命保険の両方に加入していて思うこと。。。
安い保険に加入するときは、カバー対象範囲をよく確認して自分に合っているか熟考して加入するとよいかなと感じます。
高い保険料であればよいというものでもないと思うけれど、自分が病気で働けなくなった時の家計の状況を考えて保険選びをすることは必要なのではないかと今回の入院で実感しました。
自分の収入が家計に与える影響が高ければその金額をカバーできる内容の保険に入っていないと、実際に入院して給付金をもらっても保険に入っていてよかったという実感は薄いだろうなと感じます。
今回の入院では、私が加入しているアクサダイレクト保険だけだったら家計は赤字でした。

2か月入院して在宅療養3か月目に入っていますが、2月のお給料は働いていた時の半分、3月の給料は半分以下の予定。
それでも、正社員だから3か月の療養休暇とその後も休みながらも少しはお給料が出ています。
もし、パートや派遣社員だったらとっくに解雇で無職収入なしの状況でした。
色々な情報では保険は無駄、また安い保険ばかり取り上げられる傾向がありますが、保険は病気になったり残された人が、その後生活するに困らないように準備するためのものだと実感。
実際、私の収入が家計に占める割合も高いので、生命保険からの830,000円の給付金は家計にとってはすごく助かりました
私の収入減の補てんと通院費用もしっかりカバーしてくれました。

保険は入りっぱなしでもダメ、安くても高いだけでもダメ。
定期的に自分に合っているか見直し、いざというときには自分の助けになってくれる保険にしておくことが大事だって実感しています。
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