TAFRO症候群、自宅療養中。
手足の冷えに悩まされ 基礎体温も低め。
何とかならないかしらと考えて自宅で足湯してみたら。。。
なんと、体温が0.4℃も上昇したぞ(#^.^#)
今日は、一段と冷え込んでいます。
家の中でエアコンを付けて過ごしていますが、手足だけがとにかく冷える。
ひざ掛けしたり、もちろん厚手の靴下はいたりするが全く効果なし。
現在の気温、東京8℃です。
我慢できず、お風呂の洗面器をリビングへ
熱めのお湯をはり、温かいコーン茶を飲みながらゆっくり浸かりました。
すると、なんと
体温が、足湯前と後で0.4℃も違うではないか!
お陰で身体全体が温まり身体が楽になりました。
もっと早くに気づけばよかった。
すぐできるので、手足が冷えて冷えて辛いという方はお風呂の洗面器で手軽に足湯を楽しんでください。(#^.^#)
自宅リビングで足湯💛
足湯前は、35.5℃だったのが足湯後に計ったら35.9℃!
これでも、まだ低いけれど足湯効果は絶大です!
冷え性の方はお試しを(#^.^#)
*足湯の効果*
足の中でも、ふくらはぎは、下半身に溜まった血液を心臓に押し戻す働きがあることから「第二の心臓」とも呼ばれている場所です。
そのため、足湯の時にふくらはぎもお湯に浸かるようにすることで、足だけでなく、全身にも良い効果をもたらすと考えられています。
〇全身に対する保温効果〇
足湯をすることで、足先の血液を温めることができます。さらに、温まった血液は、ふくらはぎのポンプによって全身に送られます。
そのため、足だけでなく、全身にも温かい血液が巡り身体全体を温めることができるのです。
これまでの実験で、42℃のお風呂に15分間足湯すると、足湯後25分経っても体温を高く維持することが分かっています。
〇睡眠を促す効果〇
身体の保温効果を期待するためには、42℃で15分とお話ししましたが、この時間を短縮すると、睡眠を促す効果が期待できることが分かっています。
人は、深部体温(身体の内部の温度)が急激に下がることでスムーズに眠ることができるのです。
42℃のお湯で10分間未満の足湯をすると、足湯後 深部体温が速やかに下がり、眠りにつきやすくなることもわかっています。
〇足の浮腫みを解消〇
ふくらはぎや足先は、重力によって血液が下に向かって流れるため、血液中の老廃物が溜まりやすく浮腫みやすい場所でもあります。
足湯をすることによって、温められた部分から血行が良くなり、溜まっていた老廃物が流されるため、浮腫み解消の効果が期待できるのです。
〇免疫力アップ!〇
ある実験(注1)によると、足湯を続けることで『NK(ナチュラルキラー)細胞』が活性化したことが分かりました。
NK細胞は、がん細胞やウィルスなどを攻撃する働きがあり、免疫機能にとって重要な働きを果たしてくれています。
足湯をすることで、細胞レベルの免疫機能がアップするのではないかという指摘があります。
〇リラックス効果〇
足湯には、副交感神経の働きを高め、全身をリラックスさせる働きがあります。
また、公共の場所に設置されている足湯の場合は、共に足湯をしている方たちとの会話がストレス解消につながると考えられています。
*足湯で注意、レジオネラ症*
足湯で注意したいのが、「レジオネラ症」です。
レジオネラ症は、「レジオネラ属菌」を吸い込むことによって発症する感染症です。
レジオネラ症は、「レジオネラ肺炎」と「ポンティアック熱」という二種類があります。
ポンティアック熱の場合は、1~2日間の潜伏期間のあと、発熱、倦怠感、頭痛といった症状が現れますが、その後自然に治癒していきます。
しかし、レジオネラ肺炎の場合は、2~10日間の潜伏期間の後、倦怠感、頭痛、筋肉痛の症状に加え、咳、痰、高熱、悪寒などの症状が現れ、適切な処置がされないと死に至ることもあるので注意が必要です。
レジオネラ属菌は、循環式の浴槽などの人工的な水循環の中で繁殖することが分かっています。
そのため、24時間の循環式風呂などは、レジオネラ属菌が発症しやすく、温泉施設などでもきちんとした衛生管理が求められています。
ところが、足湯の場合は十分な衛生管理が行き届いていないため、過去におこなわれた調査では、対象施設の25%でレジオネラ属菌が発見されたことが報告されています。
レジオネラ菌は、健康な人でも発症しますが、免疫力の低いときに発症する確率が高くなることが分かっています。
足湯に入ったからと言ってすぐに感染するわけではありませんが、体調が悪いときや抵抗力が下がっているときは、自宅での足湯が安心です。
レジオネラ肺炎は、適切な治療を受けることで死亡リスクを軽減できます。
参考:注1「細胞性免疫機能とストレスホルモン分泌に対する湯田温泉の足湯入浴の影響」より
足湯カフェ☕つづく
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